代表挨拶

これまで私たちは省力化設備や生産システムの製造を通じ、ものづくりの為のものづくりに取り組んでまいりました。
かつて『ものづくり大国』と言われた日本ですが、急激な円安の影響もあり2023年には名目GDPが人口3分の2のドイツに抜かれ4位に転落しました。一人当たりの名目GDPも2000年以前には世界2～3位であったものが、現在では20位以下に順位を落とし、日本のものづくりの停滞や国際競争力の低下が顕著に感じられます。

日本のものづくりには従来からの課題であったコスト削減や多品種少量生産、短納期対応に加え、労働者人口の減少や若手への技術伝承等様々な問題が山積しており、現在そのような中において大企業だけでなく中小企業にも賃上げが求められています。
今後、業績の好循環を回復し賃上げを維持する為には、企業独自の省力化対策をはかる事、それにより生産性の向上を実現する事、適正な価格転嫁を行う事の3点が重要なポイントになると考えています。

当社では過去に実績がない事でも要望に合わせて個別に丁寧に対応するオーダーメイドの省力化に向けたものづくりに社員全員で挑戦しています。要望に適応するオンリーワンのものづくりは、お客様に必要とされ、お客様の「ものづくり」に必ず役立てられると確信しています。
お客様の求める「ものづくり」にお応え出来るよう全社一丸となって社業に励む所存です。
今後とも皆様方のご愛顧とご指導ご鞭撻を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

ハイサンテック株式会社
代表取締役